hkoba blog

プログラマーです。プログラミング言語ミーハーです。ツッコミ歓迎です。よろしくどうぞ(能代口調)

(IT)技術者がまともに尊敬される世の中に変わるために、何が必要か…久野先生との対話と反論

久野先生と、以下のような対話が有りました。(直接の面識があるわけではありません、念のため。 先生の著作 は好きですよ、ふふふ…)

私の反論が長くなりそうだったので、一旦こちらにまとめてみます。

私の考え

IT 技術者 以外 の、世の中の普通の人たちにも、プログラミングや情報科学の知識を広めることが、 世の中を良くするだろうこと は、勿論私も同意です。

『技術なんか知らん、金さえ払えば良いんだろ?』という(ビジネス側の)人間を、教育によって、生まれる前に消し去りたい…その気持ちも分かります。

ただ、IT 土方と呼ばれるような 奴隷っぽい扱い を本当に無くしたいなら、 最も大事なことは、 IT技術者側が、皆揃って、理不尽な扱いに抗い、拒否すること ではないか、 と私は考えるのです。そうして IT技術者を雑に扱う企業が淘汰されていく社会 を作っていく方が、 もっと直接的で効果的なのではないか、と。

そして、そのために鍵となるのは、

  1. IT 技術者も、非技術側の人間に頼らずにビジネス社会を生き延びられるだけの、複式簿記など商いの知識と、 お金の関わる交渉事をこなす胆力を身につけること

  2. IT 技術者自身が、起業したり社長になって、 IT技術者を大事にする企業を作り、 技術者が幸せになれる商取引の形を交渉して勝ち取っていくこと(ex. 「納品のない受託開発」、フリーランスな私の場合 - hkoba blog)、 技術者を使い捨てる会社を淘汰するべく戦うこと…

ではないか、そう私は考えています。

『技術の価値を知ってもらえれば、扱いが変わる』?

他人が自分たちをどう扱うかは、結局の所、他人の自由意思ですので…

『世の中の IT 知識の底上げ』は、勿論大事なのですが、 知識はあくまで中立な力でしかないので、 それをパワー・ハラスメントの道具に使う人間だって出るでしょう。

もっと言えば、 技術しか興味のない人間 (人間社会とガチンコで対峙し日銭を稼いで生き抜くことから、逃げた人間)は、 ビジネス層にとって、尊敬できる存在ではない、ように、私は想像します。むしろ、 カモにしても心の傷まない くらいの存在ではないかと。

そんなわけで、繰り返しになりますが、 もしゴールを『(IT)技術者がまともに尊敬される世の中』と設定するなら、 もっと直接的に『IT技術者を尊敬しない、大事にしない企業から、 技術者がどんどん流出して、淘汰されていく社会』を 志向した方が効果的ではないか?。

つまり、IT技術者自身が、理不尽な仕事を突っ込まれた時に、 ちゃんと No を言えること、 Win-Win or No-Deal を実践できること…

それが大事なんじゃないかな〜、と思っています。

備忘録:SQLite で timestamp と iso8601 を相互変換する定型句

忘れがちなので。ツッコミ歓迎です。 より詳しくはSQLite のマニュアル

timestamp(unixepoch) から iso8601 へ(現地時間で)

-- ts に timestamp が入っているとして。
select datetime(ts, 'unixepoch', 'localtime');

select datetime(0, 'unixepoch', 'localtime'); -- ex. 1970-01-01 09:00:00

-- datetime と等価な strftime
select strftime('%Y-%m-%d %H:%M:%S', ts, 'unixepoch', 'localtime');

utc で良い時は 'localtime' は省略できる

iso8601 から timestamp へ

-- timezone まで書いてあった場合
select strftime('%s', '1970-01-01 09:00:00 +09:00'); -- 0

-- timezone 書いてない時に、utc に戻すには
select strftime('%s', '1970-01-01 09:00:00', 'utc'); -- 0

roundtrip

% sqlite3 :memory: "select
 datetime(strftime('%s', '2015-07-31 16:11:02', 'utc')
          , 'unixepoch', 'localtime')"
2015-07-31 16:11:02
% 

オマケ。現在時刻の扱い。

-- iso8601 で. (timezone 抜き)
select datetime('now');

-- timestamp として
select strftime('%s', 'now');

謹賀新年/2015目標

あけましておめでとうございます。

旧年中、リアル・SNS あわせて交流して下さった皆様、 仲良くして下さりありがとうございました。

また本年もよろしくお願いいたします。

昨年の反省点

  • ライフワークの研究開発にかける時間が、(特に昨年後半)一層減ったこと
    • 本が増えすぎて生活スペース自体が圧迫され始めたこと
    • 体が疲れやすくなっている、ぽいこと
  • 本の整理が思ったほど進まず、むしろ増えてしまったこと

昨年の良かった点

今年の目標

  • もう少し blog 書く
    • 小さなネタでも積極的に開示する
    • ネタを抱えたまま倒れるリスクを直視する
  • 生活
    • 疲れにくい体作りを模索する
    • 引っ越す(片付けやすいこと、健康維持と体力づくりにも寄与すること)
    • 片付けを定期的習慣に。脱レベルトリガー
  • 仕事
    • 職場の主たる業務にも YATT::Lite を投入するための、準備を進める
    • 新人教育・トレーニングプロセスも引き継ぎ出来るように、手離れ改善を試みる
  • ライフワークの研究開発
    • 今年こそ、OCaml を仕事に使えるレベルで習得する
    • 少しでも試作を。テーマ:Tcl の利点を引き継ぎ拡張した、マクロプロセッサとその vm

Fedora20 を UEFI な HP製 notepc にインストールする時のパーティション設定について

.oO(老害っぽいインストールメモ記事ですよ、と…)

年初に Fedora20 を HP の notepc (HP Envy TouchSmart) にインストールした時にメモを残してなかったせいで、先日買った HP elitebook 840 G1 でも同じ試行錯誤をするはめになってしまいました。Fedora20 で UEFI な notepc をカスタムパーティション構成でインストールするのは結構ハマり沼っぽいので、今度こそ記録を残しておこうと思います。(UEFI のブート設定周りは、また別の記事で書きます)

試す場合は自己責任でよろしくお願いします。間違っても HP さんに問い合わせたりしませぬよう…

(自分メモなので、途中で口調が変わりますが、面倒なので放置します)

前提

  • あくまで Fedora Linux を常用する人のための内容です。(Dualboot にするとは限らない)
    • メーカーのツールなど Windows でしか動かないものが必要になった時のために、念の為 Windows の領域は残しますが、インストール作業を楽にするため、思い切ってリカバリー領域などは捨てることにします(elitebook 840 はリカバリー DVD が製品に付属しているため。Envy touchsmart の時はパーティションの開始セクターをメモっておいて、同位置に作りなおした、ような気がする…)
  • Fedora は暗号化 lvm の上にインストールします(vg 全体を暗号化する。 lv 毎の暗号化は行わない)

インストール CD/DVD で起動

CD/DVD が優先されない時は、起動直後に ESC を押してしばらく待ち、BIOS に降りて 設定をいじる

Windows領域を縮める

(書き終わってから気づいたですが、コマンド行に降りなくても ntfs パーティションの縮小が出来るっぽいですね…)

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コマンド行に降りてパーティション構成を調べる

fdisk -l /dev/sda
  • 私の個体は sda1..6 の5つに分けられていた(はず。少しアヤフヤ) 一番大きい sda4 に Windows 本体が入っており、続く sda5, 6 がリカバリー関連だった。
  • EFI システムパーテイションは sda2

まず windows 領域 sda4 の中の ntfs を縮める。今回は 128GiB にする。

ntfsresize -s $[128*1024*1024*1024] /dev/sda4

(-s 128G だと 128*1000*1000*1000 になるので注意)

続けて fdisk /dev/sda

  • d コマンドで一旦 6, 5, 4 までを delete する
  • n コマンドで sda4 を目標サイズで確保し直す。
    • (最近の fdisk はサイズ指定で +128G など書けるので、それに頼る)
  • tパーティションタイプを 6 Microsoft basic data に戻す

GUI に戻って、インストール先の選択に進む

この時点でディスクの空きが 300GB ほど出来ているはず。

  • なお fedora20 のインストーラは、以前と違って既存のパーティションを転用する機能が弱い。
    • 例えば、予め lvm の pv を切っておくと、それを選べなくてハマる。
    • 最悪なのが、既にある EFI System パーティション sda2 を /boot/efi にマウントさせる設定が出来ない
    • しかし!おそらくインストーラのフラグ管理のバグで、一回自動パーティショニングを選択すると sda2 を EFI System パーティション として使うフラグが立ち、戻って手動パーティショニングした時も無事 /boot/efi として認識される \(^o^)/ (酷い...)

そんなわけで、自動 -> 戻って -> 手動パーティションを切る。具体的には:

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  • インストール先の選択 画面で、自動パーティショニング(デフォルト)を選んだ状態で、

  • パーティションスキーマ: LVM を選ぶ。

    • データを暗号化する。パスフレーズは後で設定する もチェックして進む
    • パスフレーズを聞かれるので入力

f:id:hkoba501:20141109210644j:plain

  • するとトップメニューに戻るので、ここから再び手動パーティショニングに切り替える

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f:id:hkoba501:20141109210722j:plain

  • 今度は インストール先の選択 画面で、続行する前にまずディスクパーティションの確認または修正を行う を選ぶ

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  • これで無事に EFI システムパーティションが /boot/efi へとマウントされることになっている、ことを確認する。(そうでないと、 「stage1 のインストール先が無い」というエラーが出てインストールの続行を拒否される)

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  • 左下の +/boot だけは ext4 で作成. (これが sda5) 固定容量で 1GB もあれば十分
  • / を 12G で確保。
    • この時点では デフォルトでは luks-fedora-00 のような lv 名が付くが、このままだと lv 単位の暗号化になってしまう。

f:id:hkoba501:20141109211809j:plain

  • そこで Volume Group リスト右側の 変更 ボタンを押して、vg 設定の画面で 暗号化 をチェックする。サイズポリシーは できるだけ大きく か、固定容量で余裕をもって割りつける。(lvm を使う以上は、サイズを随時増やしていくことが前提なので。)

f:id:hkoba501:20141109212024j:plain

  • lv の画面に戻ったら、そちらの 暗号化 チェックは外す。これで 変更 を押すと、lv の名前から luks-... という接頭辞が消えるはず。

f:id:hkoba501:20141109211848j:plain

  • vg の名前は、私はサルベージ時の vg 名の衝突が嫌なので vg${INITIAL}${YY} みたいな名前をよく使う。INITIAL は自分のイニシャル。
  • 残りのパーティションはこんな感じ
    • /var 8G
    • /home 1G. これは運用中に lvresize で拡張する
    • swap 8G

f:id:hkoba501:20141109215942j:plain

  • 左上の 完了 を押すと 変更の概要 ダイアログが出るので、本当に設定が望み通りになっているか確認する。この構成では下記のようになっているはず(順番は前後しうる)
    • sda5 は再フォーマット
    • sda6 を確保して LUKS でフォーマットして luks-sda6 を作る
    • luks-sda6 上に pv 作成
    • 上記 pv 上に vg 作成
    • root, var, home, swap の lv 作成

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後は通常通り。

YAPC::Asia 2014 感想

今年の YAPC::Asia Tokyo 2014 も楽しかった!ので、少しだけ感想など書いてみます。

面白かったトーク

tokuhirom 氏: “お待たせしました。Perl で BDD を簡単に実践する最高にクールなフレームワークができました - YAPC::Asia Tokyo 2014

単体テストをもっと分かりやすく書くための、Test::Kantan の話。

is とか is_deeply を使わなくても式渡しで ok {$obj->meth == $val}; みたいに書けるようになる、power assert 的なもの。ついに perl にも来ますよ、と。これは是非使ってみたいです。

  • 内部テストの個数を 1 だとしてしまうのは、意図は分かるものの、「自分が何個テストを書いたのか=自分がどれだけ頑張ったのかの指標」が減って、ちょっとしょんぼりするかも?です。

moznion氏: “Perl::Lint - Yet Another Perl Source Code Linter - YAPC::Asia Tokyo 2014

Perl スクリプトの静的解析の話。

具体的な解析ポリシーのコード例と苦労話を聞かせてもらえたのが非常に良かったです。(自分自身では Critic / PBP スタイルとは若干違うスタイルを磨いてきてしまったので、直接うちに導入できるとは限らないのですが、このような静的解析の具体的事例としても非常に参考になりそうだと感じています。)

  • playgroundで試せるのも良いですね。
  • もっとも、「何故、どんな理由でこれがダメなのか」を PBP に遡って引くのが、結構面倒で…(><)

Hideyo Imazu氏: “TWiki − Perlで書かれたプログラマブルでglueでスケーラブルなCMS - YAPC::Asia Tokyo 2014

モルガンスタンレー(!)で TWiki がどのようにインフラとして活用されてきたか、の話。

一個インストールすれば複数wiki が立てられる?っぽく聞こえました。それは確かに、社内マニュアルシステムに適していそうだなぁと。うちの現場でも業務マニュアルを Wiki に置いていますが、長年の運用の結果、ページが増えすぎたり、一ページ内に複数の情報を詰め込み過ぎたりで、情報の検索粒度が問題になっています。それを別立ての Wiki に分けるのが容易であれば、そういう問題も無くなるのかもしれないな、と。拡張が豊富&容易、というのも興味深いです。TWiki は全くチェックしていなかったので、少し調べてみようかしら、という気になりました。

uzulla氏: “半端なPHPDisでPHPerに陰で笑われないためのPerl Monger向け最新PHP事情(5.6対応) - YAPC::Asia Tokyo 2014

今時の PHP 事情。

去年の yapcasia 以後、八王子pm にちょくちょく参加させて頂いていたので、主催の uzulla さんの熱い PHP トーク自体は何度も拝見していたのですが…

今までで一番凄かったです、そして、ベストトーク賞おめでとうございます!納得の受賞ですよ、はい。(私も uzulla さんに一票入れましたよっ)

Sawyer X氏: “Plack for Fun and Profit (But Mostly Profit) - YAPC::Asia Tokyo 2014

Dancer/Dancer2 の Sawyer X による、booking.com での PSGI 移行プロセス解説。

前段にマルチプレクサ的な PSGI アプリを置くことで、部分url 毎に別のサブ PSGI アプリとして分けた。その上で、サブアプリごとにビジネス的に実現可能な範囲の改善策を取った、と。正しく定石通りの divide and conquer が機能した事例。これも非常に参考になるなぁと。

songmu氏: “Perl for Perl Mongers (YAPCに来た人は皆Perl Mongerでは?)

個人的に刺さったのは

karupanerura氏: “Perl5 meta programming - YAPC::Asia Tokyo 2014

Perl メタプログラミング事情の話。

私も仕事柄、メタプログラミングは避け得ないものの、どんな便利なモジュールがあるのかについて十分調べきる余裕がなく、またメタプログラミングについて意見交換出来る人も中々居ないので、こういう発表はとても有難いです。内容も整理されていて、使うべき手法の優先順位をつけながら解説していたのがとても良かったです。

hitode909氏: “Perlの静的解析入門とPerlリファクタリングツールApp::PRTのご紹介 - YAPC::Asia Tokyo 2014

sed とかじゃなく AST ベースで安全確実にメソッド名などを書き換えることが出来る…おおぅ、こういうのは大好きです。なんとか導入してみたいです。

個人的な出来事: gugod が g0v について話してくれたこと

Kang-min Liu (gugod) on Twitter氏が一日目のLTで話してくれた、“g0v .tw 零時政府”、LT では(英語は聞き取りやすかったものの) 理解しきれなかったので、懇親会待ちの間に慣れない英語で質問してみました。

(以下、2日前に英語で聞いたものを記憶から辿って書いているので、間違っていたら済みません)

g0v (彼は gov zero と呼んでた、ように思います。もうひとつの呼び方も有ったかも?)は、社会・政治に関するデータをプログラムの力で visualize していくことで、社会の透明さ(=公平さ、フェアさ)を増してゆこうとする運動、っぽいです。

最初、私は、彼らが「政府を置き換えるもの」を作ろうとしているのかと思ったのですが、そうではなく、政治と社会を良くするための運動であって、敵対しているわけではないそうです。(もっとも、それは彼が今の政府を好きという意味ではなくて、単純に社会を良くするという目的に集中するための、 practical な態度、という感じでした)

今年?少なくとも二度?彼らのデータが大きく報道され、実際の政治を動かしたことがあるそうです。また、g0v が政治を動かし、それがまた g0v を進化させる、そんな双方向的な関係である、というような言い方もしていたように思います。

今年の春に cnn/bbc などでも盛んに流れた、国会へ学生が立てこもった際にも、彼らの一員(である唐鳳 (audreyt) on Twitter?)が?国会に届く wifi を設置して、国会の内情を国民に知らせる支援を行ったそうです。そのお陰で、国民は怖がらずに済み、 violent にならずに済んだのだと。

私が驚き、かつ羨ましく思ったのは、 g0v のような「political」な活動に、 300 人?ものプログラマー(一人を除いて全員が台湾人)が参加している点です。現代日本人は政治的な活動に関わることを(全方位的に)嫌がるので、日本で何百人も協力者が集まることは、余程上手に無色化しないと無理だろう、そう私は思うからです。彼も別に好きで political な活動に関わっているわけではないらしく、ただ、政府がダメだから、自分の出来ることで台湾社会を良くしていこう、という感じでした。

私が、日本人は政治的な活動を忌避しがちなんだ、と片言英語で言った(つもり!)ら、 彼は、台湾人が政治に関わろうとする背景には、やはり政治弾圧の、困難の歴史があるからだろうね、 という感じのことを言っていました。また、彼は、台湾人は自分たちの政府を持ったことがない、とも言いました。 国民党政府、日本、清、オランダ...

それを聞いてようやく、彼らを動かしているものが分かった気がしました。 彼らには渇望があるのです。社会を良くしよう、自らの手で政治を動かせたらどんなに良いか、という。 その渇望を暴力に向けても今の社会は変わらないから、とにかく現実を一歩々々、良くしよう、と。 民主政治の精神、ここに有り、ってなもんです。

それに比べて、日本の投票率

ホント、なんとか出来ないものですかね…

Dear @Twitter, please do not change my Fav into spam:-<

Dear @twitter

Today, I found you are experimenting a new feature that pushes my favorites into followers' timelines directly. I can easily imagine how such noise will bother, annoy and/or frustrate my friends/followers, so please do not introduce such feature.

If the feature turned on, how my Favs will annoy my friends/followers?

I've been using twitter for 5years. I don't tweet/retweet so many times, but instead I frequently use "Fav". Here is my stats:

  • 8,563 tweets(including retweets)
  • 103,362 favorites
  • in 1,629days.

As above, my fav is 10 times frequent than my tweets. If all (or part) of them are treated like retweets, I will be seen as an astonishingly chatty, noisy person. If such feature comes to my home, the only workaround for me is to stop sending Favs at all. This is very sad, so please discard such plan.

We've been using RTs and Favs as separate channels, so don't mix them up!

Currently, RTs are injected to followers timelines. We know it well. In contrast, Favs are notified only to the receiver and gently stay visible for others. We know it well too. This fundamental difference gave us freedom of choice of who to notify. If I think a tweet from others has enough reason to share/broadcast, I will retweet it simply. If I feel it is interesting, but broadcasting it is not good in some reason (ex. Not so accurate, controversial, or it's just a personal conversation...), I can just send a Fav.

Actually, I've expressed various meanings with my Favs, but I strongly cared whether they met my personal criteria of the Favs. That is:

  • I like it!
  • I agree with you!
  • It's very informative!
  • I stand for you!
  • Thank you!

And most importantly, I want to send above messages without bothering others. In other words, I want to express my personal respects without being loud like a spammer. As a Japanese, I feel this is very important. I don't want to be a shameless person in Japanese sense. I'm not sure you western people could understand this kind of feeling, but I hope you could.

自戒与太話: 上下意識はハッカー文化に合わない

あくまで自戒として。少しだけ 8p 方面へのエールも。

前提:フィフティー・フィフティーな関係って、言うじゃんよ?

我が国は、少なくとも法律の建前の上では欧米と同じく、 身分の上下のない、平等な社会 を目指すことになっています、よね? だとして、以下に挙げる関係が、日本で「 50%/50% の、対等な関係 」(お互い様、貸し借りなし、恨みっこなし…)になっていると言い切れる人が、どのくらいいるでしょう?

  • 客と店員
  • 雇い主と従業員
  • 人事部と就職活動中の人
  • 上司と部下
  • 元請けと下請け
  • 大企業と中小企業
  • 老人と若者
  • 年長と年少
  • 先輩と後輩
  • 先生と生徒
  • お役人と一般大衆
  • 政治家と一般大衆
  • 先生と呼ばれる地位と、そこから漏れる人

もちろん、以下の点は踏まえるとして:

  • 上記の関係の中には、本質的な力量の差が存在するケースもあるので、そこを勘定に入れた関係のアンバランス(貸し借り)が生じるのはやむを得ません。
  • あるいは会社や軍隊のように、意思決定と命令の秩序体系を作るため、便法として地位を規定することもあるでしょう。
  • 心の中でどう思っているかは自由です。それを社会的に、言葉、態度、行動として外に出した時だけを考えます。

思考実験1. 文脈を外してみる

では、以下のように元の文脈を離れた時に、両者がきちんと「対等な関係」にリセット出来ているでしょうか?

  • お店の外での「客と店員」
  • 業務時間外の「雇い主と従業員」
  • 業務時間外の「上司と部下」
  • 部活の外での「先輩と後輩」
  • 学校の外での「先生と生徒」

文脈の外まで引きずって「偉ぶる / 下手に出る」部分が有れば、そこには根拠なき「上下意識」があるように思えます。「下手に出ない、といって怒る」などは、相手を(マイルドな)奴隷と見ている証拠でしょう。

フェアか否かは発言内容だけでなく、態度でも決まる

文脈を外れた時に「対等な関係」に戻れるなら、文脈の中ではどう振る舞っても良いのでしょうか? そんなはずはなくて、例えば「 客から店員への暴言 」は不当でしょう。「強い立場を不当に利用して、抵抗できない相手を攻撃している」と言えます。

ただ、一歩踏み込んで、 どこからが暴言か? となると、「何を言ったか・行ったか」単体で判断するのは簡単ではない、ように思います。例えば:

  • 食堂で客から店員へ「◯◯がマズイ、と苦情をいうこと」
  • 仕事で上司が部下へ「どちらのデザイン・プログラムソースコード・…が美しいか、に関して指導すること」

この「マズイ」「美しい」は個人の感覚に依存するので、発言が 妥当か否か を字面だけで判定するには多数の他者の意見も集めない限り無理でしょう。そして妥当か否か定かでない発言が フェアか否か は、どんな態度で、声色で、それを言ったかで決まる所が極めて大きい、ように思います。

思考実験2. 文脈の中で、立場を逆転してみる

そこで今度は、ある発言態度がフェアか否かを判別するための思考実験として、 以下のように(文脈の中で)突如、立場が逆転したケースを考えてみましょう。

  • 学校で「夏休み明け、クラスメートに、背を抜かれていた」
  • 職場で「以前の部下が、今度は上司になった」
  • 職場で「以前は自分が相手のバグを指摘する側だったが、今度は自分が相手にバグを指摘される側になった」
  • 時代劇で「邪険に扱ったジジイが、黄門様だった」

ここで強い立場から弱い立場に移っても、全く同じように振る舞える人は、万人にフェアに接する努力をしている人ではないかと思います。逆に「居心地悪く・気まずく」感じたり、「仕返しされないか」怖くなる人は、「上下関係と上下意識が生む、強い立場の力」から不当な利益を得ていた、んじゃないカナ〜

強い立場にある人が、その立場の力を乱用すると、どんな害がある?

  • 無駄が無くならない、増えていく
  • そこを理不尽に感じる、不幸に感じる人が増える
  • 組織・社会に閉塞感が蔓延する
  • アノミー(無連帯)が現出する??

真のハッカーならどうするか

真のハッカーは、無駄や理不尽を嫌うはずです。何故なら、その無駄こそ、ハッカーの愛する計算機が解くべき問題だからです。無駄を無駄のまま放置することを心の底から憎悪し、それを強要する者には (実行できなくとも) 心の中では殺意に近い感情を抱く、それがハッカーの自然な感情であるように、私は理解しています。

また同時に、真のハッカーは、矛盾を嫌い一貫性を追求する心を持っている、ように私は思います。論理や構成の一貫性は、プログラムの美しさと通じる部分があるからです。

それ故に、真のハッカーを目指す人は、自分の中から上下意識を駆逐せねばならない。上下意識に基づく行動を、注意深く見分けて、自分がそれをせぬよう避けねばならない。さもなくば、 無駄への殺意自分の中のダブルスタンダードへの殺意 が自分を殺す日が来るからです。

Q1: 体育会系的な上下関係が全て悪だと言うのか?

いいえ。「敬意を表現する方法」の訓練システムとして、体育会系の上下関係には一定の価値があるでしょう。名誉への敬意を表現するフォームを多くの日本人が学んできたことは、社会の安定に役立って来たのではないでしょうか。

問題は、その敬意を受け取った側が、相手を「目下の者」として扱いがちなことだと、私は思います。敬意には感謝で返せば済むだけなのに。ちゃんとした武道教育にはこれも含まれていたはずですが…

Q2: 具体的に何から始めれば?

例えばコンビニの店員さんに敬語で接するとか…

おまけ

自分の力をフェアに使う 」とはどういうことか、主人公と一緒に悩んでみると、学びがある、かも?

世捨て人の(胡散臭い) まじない師ならではの「力の正しい使い方」から、学べることもある、かも?

もう少し真面目に、権力闘争と正義について考えたい人には、 兵頭軍学 をオススメしたいです。それについてはまた今度…